とうきょうのおいしいうどん

うどんに関する備忘録

美味しいうどん食べたい

うどんが好きです。

というだけでアカウント取ったくらい暇を持て余している日曜夜。

うどん全般に関する備忘録に使っていこうと思いますが、馬鹿舌の自覚があるので食べ歩きの記録は充実しない見込み。先人達の食べログレビューを見ればよい。

何せ、麺のコシだとか喉越しだとか出汁が効いてるとか、正直わたくし違いがよく分からねえのです。うどんが好きですと言いながら、出会いははなまるうどんである。コシもナニも無いやつ。ただ、あそこの醤油うどんを毎日食べていた時期があって、そこからうどん人生が始まったように想起されます。
湯切りした麺の上に大根おろしと青ネギが乗っただけのシンプルなメニューなんですが、モンドセレクション○年連続最高金賞という胡散臭い触れ込みの醤油に弩嵌りしてしまい、あの頃のわたしは最早はなまる醤油ジャンキーと呼んで差し支えありませんでした。
頼んだことのある人は分かると思いますが、箸をつけている最中の丼と言えばひでー有様で、ふやけた揚げ玉、斑らな醤油色に染まった延びかけの麺に乾燥しかけたネギが絡まり、必ず中盤位で幼稚園児の食べ残しが出来上がります。壁際端のカウンター席を選び、腹減りでも小サイズに留め、手早く済ませるのがスマートです。
けして快適な食空間とは呼べないはなまるうどんにそれでも通ってしまったのは偏に中毒性によるものでした。

そんなぼくのかんがえるさいきょうのうどん(暫定)は、うどん界の中でもB級の感が強い武蔵野うどんであり、その中でも「小平うどん」という名前の、やはりけっして意識が高いとは言えない、例えばつるとんたんやあんぷくといった創意工夫を凝らしたシティ派とは対照に位置する店の作るうどんが5年間頂点の座に収まっています。

これです。

掛け値なしに、荒々しく力強いフォントの示す通りの盛付けです。食券機はラーメン屋のそれに近く、うどん界の二郎…までは行かないけれども、一般的な胃に優しい的イメージからは程遠い存在です。然るに毎日会いたくはないやつ。だがふと思い出すあのビジュアル…

忘れらんねえんだ…

もう随分前に閉店してしまった(これまた小平市にあった)「山川」という武蔵野うどん屋の他、記憶に残る店は今のところ香川のカレーうどん屋(名前忘れた)位くらいなものです。

そもそもの母数が少ないという疑惑がありますが、他の追随を許さない強烈な味や見た目に惹かれる傾向があります。

複雑な出汁の配分が織りなす繊細な味わいを理解できる日はしばらく先の話と思いますが、究極、自分の好きな味を自分で再現したいというのが今の目標です。

美味しいうどんの話をひとつもしていないということはさておいて、意外とネタはありそうなので、内容はともかく、当面は記事を書き続けること自体に意義を見出したい。うどん好きによるうどんをもっと好きになるためのブログ。